ParatrooperというMTBでロングライドする理由

Paratrooper | Montague Bikes

わたしは今現在、2台の自転車を所持しているのですが

ロングライドで自転車旅行をするときは

モンタギュー社のパラトルーパーという
折りたたみ自転車に乗ることが多いです


Paratrooperの特徴


この、パラトルーパーという折りたたみ自転車は

マウンテンバイクと呼ばれる種類の自転車で、

一般的なシティサイクルと同じ26インチのタイヤを装着することができます

さらに、車体を折りたたみコンパクトにすることもできるという特徴があります

MTBでロングライドをする覚悟


『速く走る』を目的とすると、ロードバイクやクロスバイク

『長い時間快適に走る』ことを目標とするならば
ランドナーと呼ばれる種類の自転車を選択するほうが良いのですが、

私は『自転車旅行をする』いう目的を考えたときに
パラトルーパーに一目惚れして購入しました

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走行時のコスパ(燃費)が悪い


パラトルーパー標準で履いているオフロード用タイヤでもロングライドは出来ます。

しかし、とてつもなくキツイです

南米やアフリカなど、よっぽどのオフロードを走る予定がない限り

タイヤはオンロード用のものに替えましょう

しかし、MTBの構造上

  • 前輪にサスペンションが入っている
  • 車体が小さい事でスピードが乗らない

という要素もあるので、どちらにせよ

マウンテンバイクでロングライドするのは少し覚悟が必要でしょう。

パラトルーパーに限っては
ほぼ同額でGIANTのクロスバイクが買えてしまうので

これからロングライダーになりたいという人は

よっぽどのスキモノでなければ、そちらを選択したほうがいいかもしれません


ディスクブレーキパッドの交換費用が高い


自転車にもブレーキの種類がいくつかあって

一般的に量販店に置いてあるシティーサイクルは

Vブレーキ』といって
タイヤの縁をブレーキパッドで挟み込んでスピードを落とすという方式です

こちらはブレーキパッドからタイヤに直接力が加わるので、即効性が高いことが特徴です

一方で、MTBで主に採用されているブレーキは

ディスクブレーキ』といって、モーターバイクや車と同じ仕組みのブレーキを採用しています

タイヤの中心に金属の円盤がついていて、

それをブレーキキャリパーと呼ばれる部分で挟み込むことでブレーキをかける方式です

ディスクブレーキ』のメリット

  • 少ない力でブレーキを掛けられる
  • 安全性が高い
  • 雨の日でもブレーキが安定して効く

デメリットとしては

  • パッドの交換費が高い
  • 重い

ブレーキパッド交換の交換を自分でするときに

そのブレーキパッドの高価さに驚くことでしょう。。。

パラトルーパー標準装備のディスクブレーキは、

日本だと取り扱いが少ないメーカーだったので

大きな自転車屋さんでもパッドすら取り扱いが無くて
メーカー発注となるので手に入れるまで時間がかかってしまいます

なので、
通販で個人輸入するのですが、

長持ちするメタル製のブレーキパッドだと
前輪だけでも二千円するので中々痛い出費です。

さすがに、
このまま標準仕様のものを使用しているとコストがかかりますし、

旅先でブレーキパッド交換したいときに

パーツを自転車屋さんに頼んで発注してもらうということはしたくないので

よく売っているSHIMANO製のブレーキキャリパー(BR-M375)に変更しました

コチラの製品ならキャリパー自体も2000円程度ですし

ブレーキパッドもわざわざ個人輸入しなくても良くなり、安価になりました


わたしが『パラトルーパーでロングライド』をするワケ

ミリタリー仕様で故障が少ない


ミリタリーファッションが好きな理由として

機能性、堅牢性、スタイリッシュという要素が詰まっているから。

同じく、
パラトルーパーもそもそもは米軍のパラシュート部隊が

自転車を背負って降下することを想定しての設計開発されたモデルになるので

同じような要素を感じて惹かれました。

これまでに、アメリカ縦断、日本半周での道中に起こった故障は、

  • パンク/ 4回
  • チェーン脱落/ 複数回
  • シフトギアのギア飛び/ 複数回
  • ブレーキパッド交換/ 2回

比較的、パンクが少ないのと

ブレーキに関しては
一度交換してしまうと数年単位で交換しなくて済むのでメンテは楽です

シフトギア不具合はワイヤーを交換したりして修繕しました

チェーン脱落に関しては、ソケットを使って防ぐことにしました


折りたたむことでルート計画の幅が広がる


折りたためる仕様があるメリット

  • ヒッチハイクや自転車輪行などにも対応しやすい
  • 省スペース化で収納しやすい

まず、第一に

一般的なロードバイクよりも旅のルート計画の選択肢が広がります

正直に言うと、

ある程度、知識があって自転車が組める人であれば

クロスやロードでもクリアできる要素ですが、

レバーを引いてタイヤを外すだけで簡単に半分の大きさになる

というのはズボラな私にとっては素晴らしいことなのです。

さらに、

二人用サイズのテントであれば

パラトルーパーをテント内に収納することが可能なので

雨に濡れずに一晩を明かすことができました

余談ですが、

折りたたんだ状態でチェーンロック、
ワイヤーロックをかけておけば盗まれる可能性も減ります

自転車を盗む人の心理として

ちょっと2kmくらい先の駅まで使えるような

  • すぐに走れる
  • 道に落ちている
  • かぎが掛かっていない

そんな自転車を探しているのが犯罪心理です

つまり、

  • しっかりと鍵をかけている
  • 組み立てなければならない
  • めんどくさそうな自転車

このような自転車である、パラトルーパーを道で見つけても

『パラトルーパーの価値がわかっている人』か

『鉄くずとして売りに出すつもりの人』だけなので安心です。


身体への負担が少ない


フロント・サスペンションがついているMTBは

衝撃を吸収してくれるので
乗車時の身体への負担が少ないのがメリットです

サスペンションが無いほうが重量が軽くなるので、
重い機体を漕ぐよりも体力の消費が少ないかもしれません

しかし、見知った街を通勤で走行するという用途での使用ではなく

知らない道をどんな状態でも進んでいくという目的だったら

ロードバイクよりもMTBのほうが向いていると思っています

速度や走行距離は体力と時間でカバーしていけばいいのです


折りたためるMTB『Paratrooper』でどんなところにでも行ける

パラトルーパーと一緒に、さまざまな場所に旅へ行きました

自転車で快適な旅行をするなら

クロスバイクやシクロ、ランドナーのほうが向いているでしょう

しかし、

自分の体力を考えて、さまざまな移動方法に切り替えができる

・標準仕様のタイヤサイズで走ることができる

この両方を可能にできる、Paratrooperを選んだ理由です


そして単純に、わたしはMTBが好きです

そして、ミリタリーも好きです

私にとって
2つが重なったMontague社のParatrooper

最高のバイクということです

この記事を読んで

モンタギューのバイクが気になった方は
以下のリンク先に掲載されている販売店で試乗できる店舗もあります!

ぜひ、店舗にお問い合わせください!

モンタギューバイク販売店一覧 | SHIDO CYCLE

https://shido-cycle.co.jp/shop/

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